Officeのセーフモードとは?起動方法や解除方法を解説!

Officeのセーフモードとは?起動方法や解除方法を解説!

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Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのOfficeアプリケーションが起動しないとき、「セーフモード」を使うと問題の原因を特定できる場合があります。

今回はそのOfficeのセーフモードについて、起動方法や解除方法をご紹介します。

Officeのセーフモードとは

Officeのセーフモードとは、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのOfficeアプリケーションを、必要最低限のシステムで起動するモードのことです。

セーフモードでは多くの設定が無効になるとともに、個人用マクロブックやアドインが読み込まれないため、「標準モードだと起動しないけど、セーフモードなら起動する」といった場合、設定やマクロ、アドインなどに問題があると考えられます。

セーフモードは手動で起動できるほか、自動で起動される場合があります。

Officeのセーフモードの起動方法

Officeのセーフモードの起動方法には、以下のようなものがあります。

  • Ctrlキーを押しながらアプリケーションのアイコンをクリックする
  • /safeオプションを使用する

方法1:Ctrlキーを押しながらアプリケーションのアイコンをクリックする

1つ目は、Ctrlキーを押しながらアプリケーションのアイコンをクリックする方法です。

たとえばExcelをセーフモードで起動したい場合は、[Ctrl]キーを押しながらExcelのアイコンをクリックします。

すると「Ctrlキーが押されたままになっています。◯◯をセーフモードで起動しますか?」というメッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。

Excelをセーフモードで起動するかどうかを尋ねるメッセージ
MEMO

セーフモードで起動するかどうかを尋ねるメッセージが表示されない場合、キーから指を離すのが早い可能性があります。このメッセージが表示されるまでキーを押し続けてみてください。

これでOfficeアプリケーションがセーフモードで起動します。セーフモードで起動されているかどうかは、タイトルバーに「セーフモード」と表示されているかどうかで確認できます。

Excelをセーフモードで起動したときのタイトルバー

方法2:/safeオプションを使用する

2つ目は、/safeオプションを使用する方法です。

/safeオプションを使用するには、Windows11の場合、まずWindowsキー+[R]を押して「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。画面が表示されたら起動したいアプリケーションに応じて以下のようなコマンドを入力して「OK」ボタンを押します。

「ファイル名を指定して実行」画面
アプリケーションコマンド
Wordwinword /safe
Excelexcel /safe
PowerPointpowerpnt /safe
Outlookoutlook /safe
Publishermspub /safe
Visiovisio /safe

これでOfficeアプリケーションがセーフモードで起動します。

Officeのセーフモードの解除方法

Officeのセーフモードを解除するには、Officeアプリケーションを再起動します。

たとえばExcelをセーフモードで起動している場合は、Excelを終了させてから再度起動すると、セーフモードが解除されて標準モードで起動します。

Officeのセーフモードが起動しない/解除できないときの対処法

Officeのセーフモードが起動しない場合や解除できない場合は、Officeの修復や再インストールを試してみてください。手順については以下の記事で詳しく解説しています。

Officeの修復や再インストールで問題が解消されない場合、パソコンで何らかの不具合が発生しており、それがOfficeの動作に影響していると考えられます。

Windows11をお使いの方は、別サイトの記事「【Windows11】パソコンに不具合がある時の9つの対処法」で解説しているWindowsパソコンのトラブル全般に言える対処法も試してみてください。

まとめ

今回は、Officeのセーフモードの起動方法や解除方法をご紹介しました。

セーフモードでOfficeアプリケーションを起動するには、Ctrlキーを押しながらアプリケーションのアイコンをクリックするか、/safeオプションを使用します。

セーフモードを解除したいときは、Officeアプリケーションを再起動しましょう。いったんアプリケーションを終了させると、次回は標準モードで起動します。