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超便利!Excelのよく使う関数一覧【アルファベット順】

超便利!Excelのよく使う関数一覧【アルファベット順】

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今回は、Excelのよく使う関数をアルファベット順にご紹介します。

関数ごとに構文や引数の意味を解説していますので、関数の使い方がわからなくなったときに参考にしてみてください。

Excelのよく使う関数一覧【アルファベット順】

それでは、Excelのよく使う関数をABC順にご紹介します。

AND関数

Excel
B2が「31以上」かつ「70未満」であれば「TRUE」を返し、そうでなければ「FALSE」を返す。

AND関数(アンド関数)は、すべての条件を満たす場合は「TRUE」を返し、それ以外は「FALSE」を返す関数です。

AND関数の構文

AND(論理式1, [論理式2], …)

論理式1(必須)
条件を指定する。
論理式2(省略可)
追加の条件を指定する。

なお、「論理式」は最大255個まで指定できます。

AVERAGE関数

Excel
B2からB6の平均を求める。

AVERAGE関数(アベレージ関数)とは、数値の平均を求める関数です。

AVERAGE関数の構文

AVERAGE(数値1, [数値2], …)

数値1(必須)
平均を求めたい数値を指定する。
数値2(省略可)
平均を求めたい追加の数値を指定する。

なお、「数値」は最大255個まで指定できます。

COLUMN関数

Excel
C2の列番号を返す。

COLUMN関数(カラム関数)は、範囲の列番号を返す関数です。

COLUMN関数の構文

COLUMN([範囲]

範囲(省略可)
列番号を求めたい範囲を指定する。省略するとCOLUMN関数が入力されたセルの列番号が返される。

COUNTA関数

Excel
B2からB6のうち、空白ではないセルの個数を求める。

COUNTA関数(カウントエー関数)は、空白ではないセルの個数を求める関数です。

COUNTA関数の構文

COUNTA(値1, [値2], …)

値1(必須)
検索する範囲を指定する。
値2(省略可)
検索する追加の範囲を指定する。

なお、「値」は最大255個まで指定できます。

COUNTIF関数

Excel
B2からB6のうち、「男性」のセルの個数を求める。

COUNTIF関数(カウントイフ関数)とは、単一の条件に一致するセルの個数を求める関数です。

COUNTIF関数の構文

COUNTIF(範囲, 検索条件

範囲(必須)
検索する範囲を指定する。
検索条件(必須)
検索する条件を指定する。

COUNTIFS関数

Excel
B2からB6が「男性」かつ、C2からC6が「30以上」のセルの個数を求める。

COUNTIFS関数(カウントイフス関数)は、複数の条件に一致するセルの個数を求める関数です。

COUNTIFS関数の構文

COUNTIFS(条件範囲1, 検索条件1, [条件範囲2], [検索条件2], …)

条件範囲1(必須)
1つ目の条件を検索する範囲を指定する。
検索条件1(必須)
1つ目の条件を指定する。
条件範囲2(省略可)
2つ目の条件を検索する範囲を指定する。
検索条件2(省略可)
2つ目の条件を指定する。

なお、「条件範囲」と「検索条件」は、最大127組まで指定できます。

DATE関数

Excel
年がA2、月がB2、日がC2の日付を作成する。

DATE関数(デイト関数)は、指定された年、月、日から日付を作成する関数です。

DATE関数の構文

DATE(, ,

年(必須)
年を表す数値を1~4桁で指定する。
月(必須)
月を表す数値を1~12の範囲で指定する。
日(必須)
日を表す数値を1~31の範囲で指定する。

DATEDIF関数

Excel
A2からB2までの期間を日数で求める。

DATEDIF関数(デイトディフ関数)は、指定された方法で期間を求める関数です。

DATEDIF関数の構文

DATEDIF(開始日, 終了日, 単位

(必須)
期間の始点となる日付を指定する。
(必須)
期間の終点となる日付を指定する。
(必須)
期間の表し方を指定する。
  • “Y”:期間を「満年数」で表す。
  • “M”:期間を「満月数」で表す。
  • “D”:期間を「満日数」で表す。
  • “MD”:期間を「年と月を無視した日数」で表す。
    (例)2000/4/1 – 2001/5/15 → 1 – 15 = 14
  • “YM”:期間を「年と日を無視した月数」で表す。終了日の日数が開始日の日数を下回る場合は不正確な結果となる。
    (例)2000/4/12001/5/15 → 4 – 5 = 1
  • “YD”:期間を「年を無視した日数」で表す。
    (例)2000/4/1 – 2001/5/15 → 4/1 – 5/15 = 44
注意

第3引数の「”MD”」は不正確な結果を返すことがあるため、使用はおすすめできません。

DAY関数

Excel
D2の日付から日を取り出す。

DAY関数(デイ関数)は、日付から日を取り出す関数です。

DAY関数の構文

DAY(シリアル値

シリアル値(必須)
日を取得したい日付を指定する。

DAYS関数

Excel
A2からB2までの日数を求める。

DAYS関数(デイズ関数)は、2つの日付間の日数を求める関数です。

DAYS関数の構文

DAYS(終了日, 開始日

終了日(必須)
日数の終点となる日付を指定する。
開始日(必須)
日数の始点となる日付を指定する。

FILTER関数

Excel
A2からC11のうち、B2からB11が「Tシャツ」の行を、E2を起点に抽出する。

FILTER関数(フィルター関数)は、条件に一致する行を抽出する関数です。

FILTER関数の構文

FILTER(範囲, 条件, [一致しない場合の値]

範囲(必須/)
検索する範囲を指定する。
条件(必須)
検索する条件を指定する。
一致しない場合の値(省略可)
一致する行がない場合に返す値を指定する。

HLOOKUP関数

Excel
A1からF5の1行目でH2の値を検索し、一致するセルと同じ列にある2行目の値を返す。

HLOOKUP関数(エイチルックアップ関数)は、範囲の1行目で値を検索し、一致するセルと同じ列にある値を返す関数です。

HLOOKUP関数の構文

HLOOKUP(検査値, 範囲, 行番号, [検索の型]

検査値(必須)
検索する値を指定する。
範囲(必須)
検索する値と取得したい値を含む範囲を指定する。
行番号(必須)
取得したい値が【範囲】の何行目にあるか指定する。
検索の型(省略可)
検索方法を以下のいずれかで指定する。省略すると「TRUE」として処理される。
  • TRUE:近似値で検索する。【範囲】の1行目を昇順に並べ替えておく必要がある。
  • FALSE:完全一致で検索する。【範囲】の並べ替えは必要ない。

IF関数

Excel
B2が「50より上」なら「合格」を返し、そうでなければ「不合格」を返す。

IF関数(イフ関数)は、条件を満たす場合と満たさない場合とで処理を変える関数です。

IF関数の構文

IF(論理式, 真の場合, 偽の場合

論理式(必須)
条件を指定する。
真の場合(必須)
条件を満たす場合の処理を指定する。
偽の場合(必須)
条件を満たさない場合の処理を指定する。

IFERROR関数

Excel
C3/B3がエラーでなければ計算結果を返し、エラーであれば「-」を返す。

IFERROR関数(イフエラー関数)は、数式がエラーでなければ数式の結果を返し、エラーであれば指定された値を返す関数です。

IFERROR関数の構文

IFERROR(, エラーの場合の値

値(必須)
エラーかどうかをチェックする数式を指定する。
エラーの場合の値(必須)
【値】がエラーの場合に返す値を指定する。

IFS関数

Excel
B2が「70以上」なら「A」を、「30以上」なら「B」を、どれでもなければ「C」を返す。

IFS関数(イフス関数)は、複数の条件を順にチェックし、条件を満たした時点で処理を行う関数です。

IFS関数の構文

IFS(論理式1, 真の場合1, [論理式2], [真の場合2], …)

論理式1(必須)
1つ目の条件を指定する。
真の場合1(必須)
1つ目の条件を満たす場合に返す値を指定する。
論理式2(省略可)
2つ目の条件を指定する。
真の場合2(省略可)
2つ目の条件を満たす場合に返す値を指定する。

なお、「論理式」と「真の場合」は、最大127個まで指定できます。

また最後の「論理式」で「TRUE」を指定すると、対応する「真の場合」で「どの条件も満たさない場合に返す値」を指定できます。

INDEX関数

Excel
A1からF6の4行目・3列目の位置の値を返す。

INDEX関数(インデックス関数)は、指定された行と列が交差する位置にあるセルの値を返す関数です。

INDEX関数の構文

INDEX(参照, 行番号, 列番号, [領域番号]

参照(必須)
取得したい値を含む範囲を指定する。複数の範囲を指定する場合は、(範囲1,範囲2,範囲3)のように全体を()で囲み、それぞれの範囲を「,」で区切る。
行番号(必須)
【参照】の何行目の値を取得したいか指定する。
列番号(必須)
【参照】の何列目の値を取得したいか指定する。
領域番号(省略可)
【参照】で複数の範囲を指定した場合、何番目の範囲で検索するか指定する。省略すると1番目の範囲が検索の対象となる。

INDIRECT関数

Excel
C2の文字列=A3の値を返す。

INDIRECT関数(インダイレクト関数)は、文字列で指定されたセル番地の値を返す関数です。

INDIRECT関数の構文

INDIRECT(参照文字列, [参照形式]

参照文字列(必須)
取得したい値があるセル番地を「A1形式」または「R1C1形式」の文字列で指定する。
参照形式(省略可)
【参照文字列】の種類を以下のいずれかで指定する。省略すると「TRUE」として処理される。
  • TRUE:【参照文字列】をA1形式とみなす。
  • FALSE:【参照文字列】をR1C1形式とみなす。

LARGE関数

Excel
B2からB6のうち、2番目に大きい値を返す。

LARGE関数(ラージ関数)は、範囲を大きい順に並べたとき、指定された順位にあたる値を返す関数です。

LARGE関数の構文

LARGE(範囲, 順位

範囲(必須)
検索する範囲を指定する。
順位(必須)
取得したい値の順位を指定する。

MATCH関数

Excel
A1からA6の範囲でH2の値を検索し、一致する位置が範囲の何行目か返す。
Excel
A1からF1の範囲でH4の値を検索し、一致する位置が範囲の何列目か返す。

MATCH関数(マッチ関数)は、値と一致する位置が範囲の何行目または何列目にあるか返す関数です。

MATCH関数の構文

MATCH(検査値, 検査範囲, [照合の型]

検査値(必須)
検索する値を指定する。
検査範囲(必須)
検索する範囲を指定する。
照合の型(省略可)
検索方法を以下のいずれかで指定する。省略すると「1」として処理される。
  • 1:【検索値】以下の最大値で検索する。【検査範囲】を昇順に並べ替えておく必要がある。
  • 0:【検索値】と完全一致で検索する。【検査範囲】の並べ替えは必要ない。
  • -1:【検査値】以上の最小値で検索する。【検査範囲】を降順に並べ替えておく必要がある。

MAX関数

Excel
B2からB6のうち、最大値を返す。

MAX関数(マックス関数)は、最大値を返す関数です。

MAX関数の構文

MAX(数値1, [数値2], …)

数値1(必須)
最大値を求めたい数値を指定する。
数値2(省略可)
最大値を求めたい追加の数値を指定する。

なお、「数値」は最大255個まで指定できます。

MIN関数

Excel
B2からB6のうち、最小値を返す。

MIN関数(ミニマム関数)は、最小値を返す関数です。

MIN関数の構文

MIN(数値1, [数値2], …)

数値1(必須)
最小値を求めたい数値を指定する。
数値2(省略可)
最小値を求めたい追加の数値を指定する。

なお、「数値」は最大255個まで指定できます。

MONTH関数

Excel
D2の日付から月を取り出す。

MONTH関数(マンス関数)は、日付から月を取り出す関数です。

MONTH関数の構文

MONTH(シリアル値

シリアル値(必須)
月を取得したい日付を指定する。

OFFSET関数

Excel
A1から2行下、3列右に移動した先の、3行×2列の範囲の参照を返す。

OFFSET関数(オフセット関数)は、基準の位置から指定された分だけ移動した先にある、指定された範囲の参照を返す関数です。

OFFSET関数の構文

OFFSET(基準, 行数, 列数, [高さ], [幅]

基準(必須)
基準となるセル範囲を指定する。
行数(必須)
【基準】から何行分下に移動するか指定する。負の値を指定すると上に移動する。
列数(必須)
【基準】から何列分右に移動するか指定する。負の値を指定すると左に移動する。
高さ(省略可)
範囲の高さを指定する。省略すると【基準】と同じ高さとして処理される。
幅(省略可)
範囲の幅を指定する。省略すると【基準】と同じ幅として処理される。

OR関数

Excel
B3が「30未満」または「70以上」であれば「TRUE」を返し、そうでなければ「FALSE」を返す。

OR関数(オア関数)は、一つでも条件を満たす場合は「TRUE」を返し、それ以外は「FALSE」を返す関数です。

OR関数の構文

OR(論理式1, [論理式2], …)

論理式1(必須)
条件を指定する。
論理式2(省略可)
追加の条件を指定する。

なお、「論理式」は最大255個まで指定できます。

PRODUCT関数

Excel
B2とC2の積を求める。

PRODUCT関数(プロダクト関数)は、数値の積(掛け算の答え)を求める関数です。

PRODUCT関数の構文

PRODUCT(数値1, [数値2], …)

数値1(必須)
掛け算したい数値を指定する。
数値2(省略可)
掛け算したい追加の数値を指定する。

なお、「数値」は最大255個まで指定できます。

RAND関数

Excel

RAND関数(ランダム関数)は、0以上1未満の実数(最大で小数点15桁まで)の乱数を返す関数です。

RAND関数の構文

RAND()

RAND関数には引数はありません。

RANDBETWEEN関数

Excel
1から100の範囲で整数の乱数を返す。

RANDBETWEEN関数(ランダムビトウィーン関数)は、指定された範囲内の整数の乱数を返す関数です。

RANDBETWEEN関数の構文

RANDBETWEEN(最小値, 最大値

最小値(必須)
乱数の最小値を整数で指定する。
最大値(必須)
乱数の最大値を整数で指定する。

RANK関数

Excel
G2からG6の範囲で何番目に大きいか返す。

RANK関数(ランク関数)は、数値が範囲の中で何番目に大きいかまたは小さいかを返す関数です。

RANK関数の構文

RANK(数値, 範囲, [順序]

数値(必須)
順位を調べる数値を指定する。
範囲(必須)
順位を調べる範囲を指定する。
順序(省略可)
順位の調べ方を以下のいずれかで指定する。省略すると「0」として処理される。
  • 0:【数値】が何番目に大きいか調べる。
  • 0以外:【数値】が何番目に小さいか調べる。

REPLACE関数

Excel
A2の文字列の3番目から2文字分を「10」に置き換える。

REPLACE関数(リプレイス関数)は、文字列中の指定された文字数の文字を別の文字に置き換える関数です。

REPLACE関数の構文

REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列

文字列(必須)
置き換えたい文字列を含む文字列を指定する。
開始位置(必須)
置き換えたい文字列が【文字列】の先頭から数えて何番目にあるか指定する。
文字数(必須)
置き換えたい文字列が【開始位置】から数えて何文字分か指定する。
置換文字列(必須)
どのような文字列に置き換えるか指定する。

ROUND関数

Excel
A2の数値をB2の桁数(小数点第3位)で四捨五入する。

ROUND関数(ラウンド関数)は、指定された桁数で四捨五入する関数です。

ROUND関数の構文

ROUND(数値, 桁数

数値(必須)
四捨五入する数値を指定する。
桁数(必須)
四捨五入する桁数を整数で指定する。
ROUND関数の桁数の説明

ROUNDDOWN関数

Excel
A2の数値をB2の桁数(十の位)で切り捨てる。

ROUNDDOWN関数(ラウンドダウン関数)は、指定された桁数で切り捨てる関数です。

ROUNDDOWN関数の構文

ROUNDDOWN(数値, 桁数

数値(必須)
切り捨てる数値を指定する。
桁数(必須)
切り捨てる桁数を整数で指定する。
ROUNDDOWN関数の桁数の説明

ROUNDUP関数

Excel
A2の数値をB2の桁数(一の位)で切り上げる。

ROUNDUP関数(ラウンドアップ関数)は、指定された桁数で切り上げる関数です。

ROUNDUP関数の構文

ROUNDUP(数値, 桁数

数値(必須)
切り上げる数値を指定する。
桁数(必須)
切り上げる桁数を整数で指定する。
ROUNDUP関数の桁数の説明

ROW関数

Excel
C2の行番号を返す。

ROW関数(ロウ関数)は、範囲の行番号を返す関数です。

ROW関数の構文

ROW([範囲]

範囲(省略可)
行番号を求めたい範囲を指定する。省略するとROW関数が入力されたセルの行番号が返される。

SMALL関数

Excel
B2からB6のうち、2番目に小さい値を返す。

SMALL関数(スモール関数)は、範囲を小さい順に並べたとき、指定された順位にあたる値を返す関数です。

SMALL関数の構文

SMALL(範囲順位

範囲(必須)
検索する範囲を指定する。
順位(必須)
取得したい値の順位を指定する。

SUBSTITUTE関数

Excel
A2の文字列の「株式会社」を「(株)」に置き換える。

SUBTOTAL関数(サブトータル関数)は、指定された方法で集計する関数です。

SUBTOTAL関数の構文

SUBTOTAL(集計方法, 範囲1, [範囲2], …)

集計方法(必須)
集計方法を1~11で指定する。
  • 1:AVERAGE
  • 2:COUNT
  • 3:COUNTA
  • 4:MAX
  • 5:MIN
  • 6:PRODUCT
  • 7:STDEV
  • 8:STDEVP
  • 9:SUM
  • 10:VAR
  • 11:VARP
範囲1(必須)
集計する範囲を指定する。
範囲2(省略可)
集計する追加の範囲を指定する。

なお、「範囲」は最大254個まで指定できます。

SUM関数

Excel
D2からD6の合計を求める。

SUM関数(サム関数)は、数値の合計を求める関数です。

SUM関数の構文

SUM(数値1, [数値2], …)

数値1(必須)
合計したい数値を指定する。
数値2(省略可)
合計したい追加の数値を指定する。

なお、「数値」は最大255個まで指定できます。

SUMIFS関数

Excel
日付が「2000/4/1以降」かつ「2000/4/30以前」の数量の合計を求める。

SUMIFS関数(サムイフス関数)は、複数の条件に一致する数値の合計を求める関数です。

SUMIFS関数の構文

SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2], [条件2], …)

合計対象範囲(必須)
合計したい範囲を指定する。
条件範囲1(必須)
1つ目の条件を検索する範囲を指定する。
条件1(必須)
1つ目の条件を指定する。
条件範囲2(省略可)
2つ目の条件を検索する範囲を指定する。
条件2(省略可)
2つ目の条件を指定する。

なお、「条件範囲」と「条件」は、最大127組まで指定できます。

TEXT関数

Excel
A2の値を「yyyy年m月d日」の形式で表示する。

TEXT関数(テキスト関数)は、数値を指定された形式で表示する関数です。

TEXT関数の構文

TEXT(数値表示形式

数値(必須)
数値を指定する。
表示形式(必須)
表示形式をコードで指定する。

TIME関数

Excel
時がA2、分がB2、秒がC2の時刻を作成する。

TIME関数(タイム関数)は、指定された時、分、秒から時刻を作成する関数です。

TIME関数の構文

TIME(

時(必須)
時を表す数値を0~32767の範囲で指定する。23を超える値は24で除算され、剰余が時間として処理される。
分(必須)
分を表す数値を0~32767の範囲で指定する。59を超える値は60で除算され、時と分に変換される。
秒(必須)
秒を表す数値を0~32767の範囲で指定する。59を超える値は時、分、秒に変換される。

TODAY関数

TODAY関数(トゥデイ関数)は、現在の日付を返す関数です。

TODAY関数の構文

TODAY()

TODAY関数には引数はありません。

UNIQUE関数

Excel
A2からB8のうち、重複しないデータをD2を起点に抽出する。

UNIQUE関数(ユニーク関数)は、重複しないデータを抽出する関数です

UNIQUE関数の構文

UNIQUE(範囲, [検索方向], [回数]

範囲(必須)
重複データを含むセル範囲を指定する。
検索方向(省略可)
重複をチェックする方法を以下のいずれかで指定する。省略すると「FALSE」として処理される。
  • TRUE:右方向にチェックする。
  • FALSE:下方向にチェックする
回数(省略可)
何回出現するデータを抽出するか以下のいずれかで指定する。省略すると「FALSE」として処理される。
  • TRUE:1回だけ出現するデータを抽出する。
  • FALSE:重複分を除いたデータを抽出する。

VLOOKUP関数

Excel
A1からE6の1列目でG2の値を検索し、一致するセルと同じ行にある2列目の値を返す。

VLOOKUP関数(ブイルックアップ関数)は、範囲の1列目で値を検索し、一致するセルと同じ行にある値を返す関数です。

VLOOKUP関数の構文

VLOOKUP(検査値, 範囲, 列番号, [検索の型]

検査値(必須)
検索する値を指定する。
範囲(必須)
検索する値と取得したい値を含む範囲を指定する。
列番号(必須)
取得したい値が【範囲】の何列目にあるか指定する。
検索の型(省略可)
検索方法を以下のいずれかで指定する。省略すると「TRUE」として処理される。
  • TRUE:近似値で検索する。【範囲】の1列目を昇順に並べ替えておく必要がある。
  • FALSE:完全一致で検索する。【範囲】の並べ替えは必要ない。

XLOOKUP関数

Excel
E1からE6でG2の値を検索し、B1からB6で検索値と一致するセルと対応するセルの値を返す。

XLOOKUP関数(エックスルックアップ関数)は、条件に一致する値を返す関数です。

XLOOKUP関数の構文

XLOOKUP(検査値, 検索範囲, 戻り範囲, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード]

検査値(必須)
検索する値を指定する。
検索範囲(必須)
検索する値を含む範囲を指定する。範囲の高さは【戻り範囲】と同じにする。
戻り範囲(必須)
取得したい値を含む範囲を指定する。範囲の高さは【検索範囲】と同じにする。
見つからない場合(省略可)
【検索値】が見つからない場合に表示する値を指定する。
一致モード(省略可)
一致の種類を以下のいずれかで指定する。省略すると「0」として処理される。
  • 0:完全一致で検索する。見つからない場合は、【見つからない場合】の値を返す。
  • -1:完全一致で検索する。見つからない場合は、次に見つかった小さな値を返す。
  • 1:完全一致で検索する。見つからない場合は、次に見つかった大きな値を返す。
  • 2:「*」「?」「~」をワイルドカードとして使用できる。
検索モード(省略可)
検索の方向を以下のいずれかで指定する。省略すると「1」として処理される。
  • 1:先頭から末尾に向かって検索する。
  • -1:末尾から先頭に向かって検索する。
  • 2:先頭から末尾に向かって高速で検索する。データを昇順に並べ替えておく必要がある。
  • -2:末尾から先頭に向かって高速で検索する。データを降順に並べ替えておく必要がある。

YEAR関数

Excel
D2の日付から年を取り出す。

YEAR関数(イヤー関数)は、日付から年を取り出す関数です。

YEAR関数の構文

YEAR(シリアル値

シリアル値(必須)
年を取得したい日付を指定する。

Excelの関数を使ってできること

Excel関数を使うと、たとえば以下のようなことができます。

  • ランダムにメンバーを振り分ける
  • 入力内容の一部を削除する
  • 生年月日から今日の年齢を計算する
  • ガントチャートを作成する
  • 条件に合うデータを抽出する
  • 1つ残して重複を削除する

このブログでは、他にもExcelに関する記事を多数公開しています。Excelの記事一覧からチェックできますので、よろしければあわせてご覧ください。

一部の関数は古いバージョンのExcelでは使用できない

今回ご紹介した関数の一部は、古いバージョンのExcelでは使用できません。使いたい関数が使えない場合は、最新バージョンのExcelを手に入れましょう。

現在の最新バージョンは「Excel 2021」です。Excel 2021は、いくつかのOfficeソフトがパッケージになった「Microsoft 365」や「Office 2021」を購入するか、Excel 2021を単体で購入することで使用できます。

パッケージ製品が気になる方は以下の記事をご覧ください。家庭向けのパッケージ製品の種類と違いをご紹介しています。

単体製品が気になる方は以下の記事をご覧ください。単体製品の購入方法をご紹介しています。

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