《11/29まで》Udemyでブラックフライデーセール開催中!

Excelで時間を時・分・秒・小数点に変換する方法

Excelで時間を別の単位に変換する方法

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

今回は、Excelで時間を時・分・秒・小数点に変換する方法をご紹介します。

  • 時間を「時(小数点)」に変換したい
  • 時間を「分」に変換したい
  • 時間を「秒」に変換したい
  • 時間を「時分」に変換したい

こんな方はぜひご覧ください。

Excelで時間を「時(小数点)」に変換する方法

まずは時間を「1.5(時間)」のように「時(小数点)」に変換する方法をご紹介します。

  • 「分」を「時(小数点)」に変換する方法
  • 「秒」を「時(小数点)」に変換する方法
  • 「時分」を「時(小数点)」に変換する方法

「分」を「時(小数点)」に変換する方法

「分」から「時(小数点)」へは、「分÷60」で変換できます。

たとえば、A2を時(小数点)に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2/60と入力します。

「分」を「時(小数点)」に変換した結果

「秒」を「時(小数点)」に変換する方法

「秒」から「時(小数点)」へは、「秒÷60÷60」で変換できます。

たとえば、A2を時(小数点)に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2/60/60と入力します。

「秒」を「時(小数点)」に変換した結果

「時分」を「時(小数点)」に変換する方法

「時分」から「時(小数点)」への変換は、「時分×24」で変換できます。

たとえば、A2を時(小数点)に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2*24と入力します。

「秒」を「時(小数点)」に変換した結果

変換したものを小数点で表示するには、B2を選択して「ホーム」タブ⇒「数値の書式」ドロップダウンリストから「標準」を選択します。これで変換したものが小数点で表示されます。

変換したものの表示形式を「標準」にした結果

Excelで時間を「分」に変換する方法

次に時間を「90(分)」のように「分」に変換する方法をご紹介します。

  • 「時(小数点)」を「分」に変換する方法
  • 「秒」を「分」に変換する方法
  • 「時分」を「分」に変換する方法

「時(小数点)」を「分」に変換する方法

「時(小数点)」から「分」へは、「時(小数点)×60」で変換できます。

たとえば、A2を分に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2*60と入力します。

「時(小数点)」を「分」に変換した結果

「秒」を「分」に変換する方法

「秒」から「分」へは、「秒÷60」で変換できます。

たとえば、A2を分に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2/60と入力します。

「秒」を「分」に変換した結果

「時分」を「分」に変換する方法

「時分」から「分」へは、「時分×24×60」で変換できます。

たとえば、A2を分に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2*24*60と入力します。

「時分」を「分」に変換した結果

変換したものを分で表示するには、B2の表示形式を「標準」にします。

変換したものの表示形式を「標準」にした結果

Excelで時間を「秒」に変換する方法

次に時間を「5400(秒)」のように「秒」に変換する方法をご紹介します。

  • 「時(小数点)」を「秒」に変換する方法
  • 「分」を「秒」に変換する方法
  • 「時分」を「秒」に変換する方法

「時(小数点)」を「秒」に変換する方法

「時(小数点)」から「秒」へは、「時(小数点)×60×60」で変換できます。

たとえば、A2を秒に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2*60*60と入力します。

「時(小数点)」を「秒」に変換した結果

「分」を「秒」に変換する方法

「分」から「秒」へは、「分×60」で変換できます。

たとえば、A2を秒に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2*60と入力します。

「分」を「秒」に変換した結果

「時分」を「秒」に変換する方法

「時分」から「秒」へは、「時分×24×60×60」で変換できます。

たとえば、A2を秒に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2*24*60*60と入力します。

「時分」を「秒」に変換した結果

変換したものを分で表示するには、B2の表示形式を「標準」にします。

変換したものの表示形式を「標準」にした結果

Excelで時間を「時分」に変換する方法

次に時間を「1:30」のように「時分」に変換する方法をご紹介します。

  • 「時(小数点)」を「時分」に変換する方法
  • 「分」を「時分」に変換する方法
  • 「秒」を「時分」に変換する方法

「時(小数点)」を「時分」に変換する方法

「時(小数点)」から「時分」へは、「時(小数点)÷24」で変換できます。

たとえば、A2を時分に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2/24と入力します。

「時(小数点)」を「時分」に変換した結果

変換したものを時分で表示するには、B2を選択して[Ctrl]+[1]を押し、「セルの書式設定」画面で「表示形式」タブ⇒「ユーザー定義」を選択⇒「h:mm」または「[h]:mm」と入力⇒「OK」ボタンをクリックします。

「セルの書式設定」画面

これで変換したものが時分で表示されます。

変換したものの表示形式を「[h]:mm」にした結果

「分」を「時分」に変換する方法

「分」から「時分」へは、「分÷24÷60」で変換できます。

たとえば、A2を時分に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2/24/60と入力します。変換したものを時分で表示するには、B2の表示形式を「h:mm」または「[h]:mm」にします。

「分」を「時分」に変換した結果

「秒」を「時分」に変換する方法

「秒」から「時分」へは、「秒÷24÷60÷60」で変換できます。

たとえば、A2を時分に変換したものをB2に表示したい場合は、B2に=A2/24/60/60と入力します。変換したものを時分で表示するには、B2の表示形式を「h:mm」または「[h]:mm」にします。

「秒」を「時分」に変換した結果

Excelで「時分秒」から「時」「分」「秒」を抜き出す方法

Excelでは、「1:30:45」のような「時分秒」から「1」「30」「45」のような「時」「分」「秒」を抜き出すこともできます。

  • 「時」を抜き出す方法
  • 「分」を抜き出す方法
  • 「秒」を抜き出す方法

「時」を抜き出す方法

時分秒から「時」を抜き出すには、「HOUR関数」を使います。

HOUR関数(アワー関数)は、時刻から「時」の値を0(午前0時)~23(午後11時)の整数で返す関数です。

HOUR関数の構文

HOUR(シリアル値

シリアル値(必須)
時刻を指定する。

たとえば、A2から時を抜き出してB2に表示したい場合は、B2に=HOUR(A2)と入力します。

時刻から「時」を抜き出した結果

「分」を抜き出す方法

時分秒から「分」を抜き出すには、「MINUTE関数」を使います。

MINUTE関数(ミニット関数)は、時刻から「分」の値を0~59の整数で返す関数です。

MINUTE関数の構文

MINUTE(シリアル値

シリアル値(必須)
時刻を指定する。

たとえば、A2から分を抜き出してB2に表示したい場合は、B2に=MINUTE(A2)と入力します。

時刻から「分」を抜き出した結果

「秒」を抜き出す方法

時分秒から「秒」を抜き出すには、「SECOND関数」を使います。

SECOND関数(セカンド関数)は、時刻から「秒」の値を0~59の整数で返す関数です。

SECOND関数の構文

SECOND(シリアル値

シリアル値(必須)
時刻を指定する。

たとえば、A2から秒を抜き出してB2に表示したい場合は、B2に=SECOND(A2)と入力します。

時刻から「秒」を抜き出した結果

Excelで「時」「分」「秒」から「時分秒」を作成する方法

さきほどは時分秒から時・分・秒を抜き出す方法をご紹介しましたが、逆に時・分・秒から時分秒を作成することもできます。

時・分・秒から時分秒を作成するには、「TIME関数」を使います。

TIME関数(タイム関数)は、指定された時、分、秒から時刻を作成する関数です。

TIME関数の構文

TIME(

時(必須)
時を表す数値を0~32767の範囲で指定する。23を超える値は24で除算され、剰余が時間として処理される。
分(必須)
分を表す数値を0~32767の範囲で指定する。59を超える値は60で除算され、時と分に変換される。
秒(必須)
秒を表す数値を0~32767の範囲で指定する。59を超える値は時、分、秒に変換される。

たとえば、A2に「時」、B2に「分」、C2に「秒」が入力されており、A2・B2・C2で時分秒を作成してD2に表示したい場合は、D2に=TIME(A2,B2,C2)と入力します。

「時」「分」「秒」から「時分秒」を作成した結果

作成したものを時分秒で表示するには、B2の表示形式を「h:mm:ss」または「[h]:mm:ss」にします。

「セルの書式設定」画面

これで作成したものが時分秒で表示されます。

作成したものの表示形式を「[h]:mm:ss」にした結果

まとめ

今回は、Excelで時間を時・分・秒・小数点に変換する方法をご紹介しました。

変換するための計算式をまとめると以下のとおりです。

時・分・秒・小数点への変換表

なお、場合によっては変換後の表示形式を「標準」や「h:mm」などに変更する必要があるので注意しましょう。

Udemyの動画講座なら自分のペースでExcel VBAを学べる!

Udemyでは、買い切りの動画講座で好きな分野について自分のペースで学ぶことができます。

パソコンだけでなくスマホにも対応しているので、移動時間や休憩時間にスマホで学習することも可能です。

30日間の返金保証付きなので、初めてでも安心して受講できますよ。

▼ おすすめのExcel VBA講座はこちら ▼